TOP> エンタメ コラム一覧> 交通安全お守り~交通安全祈願【関西①】~

安全は、現代社会において非常に重要な課題です。自動車の普及とともに交通事故のリスクも増加しており、安全運転を願う人々の思いはますます高まっています。そんな中、交通安全を祈願するための特別な場所として、交通安全神社が注目されています。
今回は、関西地方から厳選してご紹介いたします。

交通安全祈願神社

成田山不動尊(成田山大阪別院明王院)

大阪府寝屋川市にある成田山不動尊(成田山大阪別院明王院)。
日本で初めて交通安全祈祷殿を建立したお寺です。
年間二十万台のご祈祷車を迎える交通安全の根本道場で、交通災害からの救済を記念した寺院として広く知られています。

また、御堂ごとに、開運厄除け、出世、商売繁昌、恋愛成就などさまざまなご利益があるといわれ、参詣者の信仰を集めています。 また、東京ドーム約3.5個分(16万5,000平方メートル)にも及ぶ広大な公園が整備されており、心安らぐひとときを過ごすことができます。

おすすめのお守り

【交通安全御守】お守りの背面に差し込み板があり、車のピラーパネル上部に固定する事ができます。
【二輪車お守】自転車やオートバイクなど用にあります。
【身代守】大工の辰五郎の命を救った縁起による伝統的な身代守などもあります。

交通神社

京都市左京区にある交通神社は、須賀神社と同じ社に祀られています。
須賀神社に祀られている神様のうち、道祖神信仰における神様を分祀し、交通神社が建てられました。境内は一度焼失しており、現在は本殿を中心に、左右に須賀神社と交通神社がある造りになっています。また、交通神社は日本で唯一の神社で、厄除け・縁結び+交通安全の御利益で信仰されており、愛車のお祓いもできます。

方違神社

大阪府堺市にある方違神社。
古来より方災除の神として知られている神社で、大仙陵古墳(仁徳天皇陵古墳)から北に向かうとあります。方除けの守護神として方位、地相、家相、日柄、厄年等に由来するすべての災難を取り除き、幸をもたらすという御神徳を以て広く厚く尊崇されています。

引っ越し・旅行・厄除け・交通安全など、さまざまな内容を依頼できるので、引っ越しをしたとき以外にも自分や家族の転機の際に利用してみてください。

住吉大社

住吉大社は、大阪市住吉区にある歴史ある神社で、交通安全祈願のために多くの人が訪れます。住吉大社は航海の神として信仰されていることから、交通安全に関する祈願も行われています。特に「御車祓所(おくるまはらえしょ)」にて、交通安全のご祈祷を行い、自身の車を祓うことができます。
また、住吉大社の主祭神である住吉大神さまは、お祓い・航海安全・和歌の道・産業育成など、多くのご守護をされることで有名です。

おすすめのお守り

交通安全のお守り・・・【御車守】【交通安全守】【交通鞠守】
シンプルなお守りから鞠のお守りなど、交通安全だけでも様々なお守りがあります。

お守りの起源とは?

医療が発達しておらず占いを頼りにしていた平安時代に、疫病や災難から守る目的でお守りを持ち歩いたといわれています。また、お守りの数え方が「ひとつ、ふたつ」ではなく「1体、2体」であることから、ご神像として崇める存在だったことが伺えます。

お守りとは、厄除けや招き福のための縁起物、常に持ち歩いて悪霊から身を防ぎ、ご利益を得ることができます。お守りの中に入っているのは紙や木、金属でできた御神璽(ごしんじ)という神の宿るお札。お札は、神社の神職が祈祷することで神の力が込められており、この祈祷のことを御霊入れ(みたまいれ)といいます。

最後にお守りの袋の口を閉じる紐。この紐には「神の力が逃げないように」という意味が込められています。昔からお守りの中身を開けてはいけないといわれているのは、神様が逃げてしまうと言われているからです。

お守りの注意事項

よく「お守りを複数持つと神様同士がケンカをして効果がなくなる」と言われますが、実際にはそんなことはありません。違う神社で同じ祈願のお守りを持っていても、問題はありません。お守りの数を気にする必要はないのです。

ただし、複数のお守りを持つ場合には神様の相性と位に注意することが大切です。これは神様同士の関係や尊敬の念を表すためです。以下の点に注意してください。

神社の格:神社にはそれぞれ格式があり、上位の神社のお守りと下位の神社のお守りを一緒に持つ場合は、上位の神社のお守りを上に配置するなどの配慮をしましょう。

神様の相性:神様同士の相性も重要です。例えば、特定の神様が互いに相性が良くないとされる場合、そのお守りを同じ場所に置かない方が良いかもしれません。

お守りの保管:お守りは大切なものなので、清潔な場所に保管しましょう。複数のお守りを持つ場合、それぞれのお守りが傷つかないように気を付けてください。

お守りを正しく持つことで、より一層のご利益を得られるでしょう。

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