TOP> エンタメ コラム一覧> 車祓いとは?~交通安全祈願【関東①】~

ドライバーのみなさん、車のお祓いを知っていますか?
車のお祓いとは、安全運転や交通事故の防止を祈願するために行われる伝統的な儀式です。車のお祓いを受けることで、ドライバーや同乗者の安全を守り、安心して運転することができると言われています。こちらの儀式を受けるタイミングとしては、新車を購入した際、長距離運転を控えているとき、または事故に遭った後に行われることが一般的です。
今回は意外と知らない、車のお祓い方法や交通安全祈願ができる神社やお寺をご紹介します。

関東圏で交通安全祈願

大本山成田山新勝寺(千葉県成田市)

天慶3年の開山より「成田のお不動さま」として知られる真言宗智山派大本山。
大本堂には成田山新勝寺の御本尊「不動明王」が安置されていて、交通安全以外にも厄除開運、健康長寿、商売繁昌、学業成就などすべてにご利益があると言われています。
車のお祓いを受ける際は、交通安全祈祷殿に行き、各祈祷時間の5分前までに申し込みをしましょう。
交通安全祈祷を受け、お不動さまの御分身である「御守札」をいただくことができます。

予約なし
平日 午前8時~午後5時
初穂料:5,000円/10,000円
※30分おきに祈祷があり、各祈祷時間の5分前までに申し込みましょう。
※1月中の受付時間はHPをご覧ください。

明治神宮(東京都渋谷区)

東京都内有数の強力なパワースポットとしても有名な明治神宮。 境内には複数のパワースポットが存在し、それぞれ「縁結び」「精神のリセット」「生命力の強化」など、様々な効果が得られるとされています。
車祓いを受ける際は、代々木側に位置するこちらの北参道口から入ります。原宿駅に近い表参道口と間違いやすいため注意してください。

予約なし
午前9時~午後4時20分
初穂料:5,000円/10,000円~
※10,000円以上から、お札(祈願神符、きがんしんぷ)に名前を記載していただけます。
※1月1日〜10日のみ、初詣の参拝者で混雑するため、車祓いの受け付けは休止しています。

神田明神(東京都千代田区)

縁結び、商売繁昌、健康、開運招福、除災厄除などの御利益があるほか、「IT守護」「DX祈願祭」など、デジタルに関する祈願にも心強い神社です。
神田明神を崇拝する場合、「成田山新勝寺」を参拝してはいけないというタブーがあるため注意してください。

予約なし
午前9時~午後3時45分
初穂料:10,000円~(車用御守、神供)
※祈願内容は2つまで選べます。
※土日、繁忙期には時間帯により奥御殿でのご参拝になる場合がございます。

谷保天満宮(東京都国立市)

東日本における天満宮としては最も古く、湯島天神、亀戸天神とならび関東三天神と称されている谷保天満宮。天満宮といえば、道真公。学問の神様というイメージが強いですが、厄除け、交通安全祈願などのご祈祷・ご祈願も行っています。

予約なし
午前10時~午後4時
初穂料:5,000円
※ご祈願は本殿のため、まずは社務所にて手続きを行いましょう。
※ご祈祷の際の玉串料は、のし袋に包みましょう。

車のお祓い手順

まず車のお祓いを受ける際には、以下の準備と手順を踏むことをおすすめします。

必要なもの:車検証、初穂料(祈祷料)
服装:スーツやワンピース、モノトーンカラーの服装(ドライバーもお祓いを受けるため)

当日の流れ

①駐車:神社に着いたら、指定の場所に駐車します。駐車場所は神社によって異なり、一般参拝客用の駐車場、境内への直接乗り入れ、専用の駐車場などがあります。事前に確認しておきましょう。

②受付:社殿に到着したら、受付窓口で申込用紙を記入・提出し、初穂料を納めます。初穂料はのし袋に入れるのが一般的ですが、のし袋がない場合は白封筒を用意しましょう。

③お祓いの手順:ドライバーが本殿に進んでお祓いを受けます。続いて、お札やお守りの授与があります。お祓いを受ける車のもとへ移動してお祓いが行われます。

④お札・お守り:授与されたお札やお守りは、車内の運転の妨げにならない場所や自宅の神棚に祀りましょう。

神社やお寺によっては、車のお祓い、ドライバーのお祓い、お札やお守りの授与の順になる場合もあります。

注意点

すべての神社やお寺が対応しているわけではないので、お祓いを受けたい場合は事前にお問い合わせやホームページで確認しましょう。予約方法や祈祷料、お祓いの流れは、各神社・お寺によって多少異なるため注意してください。

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